導入事例

圧延機の潤滑油浄化事例

設備名 圧延機
液種 潤滑油
汚れの原因 水、スラッジ
導入機種 遠心ドライ装置MJ型
効果 軸受不良低減、ドレン抜き不要

この事例のポイント

課題:潤滑油タンクに水・スケール粉が連続混入し、軸受不良と保全費用増加が発生

施策:フィルタ不要の「遠心ドライ装置MJ型」を導入

効果:水分値・汚染度が管理基準値内に改善。ドレン抜きも不要に

導入前の課題

厚板熱間圧延機のデスケーリング設備は、常に高温多湿で水煙が立ち込める環境です。工程・設備の構造上、潤滑油に水・スケール粉が連続的に混入し、軸受不良と保全費用増加の原因になっていました。

ある時には、3,000Lの潤滑油タンクに大量の水が混入する事案も発生し、突発的な水混入への対策も課題になっていました。

改善施策

フィルタ等の消耗品を必要としない「遠心ドライ装置MJ型」をご提案。

テスト機を現場に設置し、実際の潤滑油(オルパス100)で稼働を検証したところ、常時水分が混入しているにもかかわらず、20日後には透明感のある新油同等の状態にまで回復したことを確認できました。

テスト機による検証の経過(開始日から20日後、回収スラッジ)

導入後の成果

グラフが示す通り、水分値・汚染度はサンプル測定日を追うごとに着実に低下し、いずれも管理基準をクリアする水準まで改善しました。

潤滑油清浄度の推移グラフ
項目 導入前 導入後
水分値・汚染度 基準超過 基準内
ドレン抜き 毎日 不要
ラインフィルタ清掃 毎週 不定期実施

課題の原因だった水分・スケール粉の混入が解消されたことで、軸受不良の低減につながっています。

導入した「遠心ドライ装置MJ型」の特長

ドライ方式

ドライ方式(白濁した油→ドライ装置→キレイな油)
「遠心ドライ装置MJ型」は、水が混入して白濁した油から水分を除去し、透明な状態まで浄化できます。さらに、オイルクーラーの破損などにより突発的に大量の水が混入した場合も、遊離水を一気にタンク外へ排出できます。 水分だけでなく、金属粉など油中に混入した固形異物も自動的に回収。日常的に油の清浄度を高く維持しながら、万が一の大量水混入にも対応でき、設備保全とコストダウンに貢献します。
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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースのスラッジ回収。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱油システム 製品詳細はこちら
切粉脱油システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱油。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクのスラッジ回収。
クーラント液の浄化。

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