潤滑油からの固形分除去に最適なアメロイドの製品紹介

潤滑油からの固形分除去に最適なROTフィルタ

アメロイドでは、潤滑油中に混入するスラッジや摩耗粉などの固形分を継続的に除去し、清浄度維持に役立つ「ROTフィルタ」をラインアップしています。微細な固形分の除去に加え、水分除去にも対応可能で、長年多くの現場でご採用いただいている導入実績10,000台以上のロングセラー製品です。

潤滑油に固形分が発生する原因

機械内部で発生する摩耗粉
ギア、ベアリング、摺動部などの金属部品が接触・摩擦することで、微細な金属粉(摩耗粉)が発生します。設備を運転している限り継続的に発生するため、潤滑油中に徐々に蓄積していきます。

潤滑油の劣化による酸化生成物
潤滑油は熱・酸素・水分・異物などの影響を受けることで酸化・劣化します。劣化が進行するとワニスやスラッジなどの酸化生成物(劣化物)が発生し、固形分として蓄積していきます。

外部から混入する異物・汚染物質
粉塵、砂などが、エアブリーザ、給油口、シール部などから混入することがあります。また、水分混入により油の劣化が進み、結果として固形分の発生を助長する場合もあります。

潤滑油中の固形分が引き起こすトラブル

潤滑油中に発生・混入した固形分を放置すると、設備内部でさまざまなトラブルを引き起こします。特に微細な固形分は潤滑油とともに設備内部を循環するため、摩耗やオイル劣化を進行させる原因となります。
代表的なトラブルには以下のようなものがあります。

摩耗・焼付き
固形分が摺動部に入り込むことで異常摩耗を引き起こし、焼付きや部品損傷の原因となります。

バルブ・配管の詰まり
固形分堆積することで流路を塞ぎ、油圧機器の作動不良を招くことがあります。

異音・振動
ベアリングや回転部に固形分が蓄積すると、異音や振動の原因となります。

オイル劣化の加速
固形分の蓄積により潤滑油の酸化が進みやすくなり、オイル寿命の低下につながります。

●設備寿命の低下

潤滑性能の低下や異常摩耗が進行することで、部品交換や設備更新の頻度が増加します。

設備トラブルを防ぐためには継続的な管理が重要

これらのトラブルを防ぐためには、潤滑油を常に清浄な状態で維持することが重要です。しかし、汚れるたびに潤滑油を交換(更油)していては、新油の購入コストや廃油処理コストが大きな負担となります。また、環境負荷の面でも課題となります。

そのため、潤滑油を交換するのではなく、ろ過などによって油中の固形分を継続的に除去し、潤滑油をキレイに保ちながら長く使い続けられるようにすることが重要になります。

潤滑油中の固形分を除去する一般的な方法

潤滑油中の固形分を除去するにはいくつかの方法があります。それぞれ原理や得意な対象が異なるため、油の状態や求める清浄度、運用条件などに応じて適切な方法を選定することが重要です。

▶ 表は横にスクロールできます

方法 仕組み 得意な対象 特徴 注意点
静置分離 固形分を自重で沈降させる 大きな固形分 シンプルな構造 処理に時間がかかる
また、微細な粒子は除去が難しい
ろ過 ろ材に油を通して固形分を捕捉 微細な固形分 ろ材によって粗いろ過から精密ろ過まで対応可能 ろ材の交換が必要
磁力分離 磁力を用いて磁性体を除去 鉄粉などの磁性体 ろ材不要 非磁性体は除去できない
また、高粘度油には不向き
遠心分離 遠心力を利用して油と固形分の比重差により分離 大流量処理 ろ材不要で、連続処理が可能 装置が大型化・高額化しやすい

潤滑油の清浄度維持に役立つROTフィルタ

ROTフィルタは、深層ろ過方式のフィルタエレメントを採用したオフライン循環式フィルタです。絶対ろ過精度は5µで、潤滑油中に発生・混入する摩耗粉などの微細な固形分を継続的に除去し、潤滑油を清浄な状態で維持します。
アメロイドを代表するフィルタのひとつで、長年にわたり多くの現場で採用されている実績のあるフィルタです。

RTOフィルタの特長

ろ過精度のバリエーションが豊富
フィルタエレメントのろ過精度は5~25μまでラインアップしており、油種や求める清浄度に応じて選択可能です。

深層ろ過方式を採用
表面だけでなく内部まで段階的に固形分を捕捉する構造で、表面ろ過タイプよりも目詰まりしにくく、長寿命で安定したろ過性能を維持します。

幅広い液体に対応
低粘度から高粘度の油はもちろん、水グリコール系作動油や水溶液などの浄化にも使用可能です。

オフライン循環方式
設備とは別系統で油を循環ろ過するため、設備停止中も浄化運転が可能です。

ROTフィルタによる改善事例

潤滑油の最適な運用管理を支援

アメロイドでは、潤滑油を清浄な状態で長く使用するため、遠隔監視や油分析のサービスにも対応しています。

遠隔監視では、コンタミセンサ―による汚染度の24時間365日モニタリングに対応しています。また、フィルタの運転データも常時監視し、フィルタ交換時期や目詰まり傾向の把握に役立ちます。

油分析では、汚染度・水分値・動粘度などの項目を自社分析センターで測定。汚染や劣化の進行を数値で把握することで、予防保全や適切な油交換判断に役立ちます。

潤滑油のフィルタと遠隔監視

作動油とフィルタの遠隔監視

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作動油の分析

作動油の分析

詳細はこちら

よくあるご質問

  • 低粘度油から高粘度潤滑油まで、さまざまな工業用油に対応しています。
    ろ過精度も豊富なバリエーションからお選びいただけるため、対象油の状態に合わせた最適な設定が可能です。
  • 深層ろ過方式とは、ろ材の表面はもちろん、ろ材内部でも夾雑物を捕捉するろ過方式です。
    表面のみで夾雑物を捕捉する方式と比べて、捕捉量が多いため目詰まりしにくい特徴があります。
  • 水分量や混ざり方など、状態によって除去効果は異なります。
    実油によるテストで水分除去効果をご確認いただけます。まずはお気軽にご相談ください。
  • 油の汚れの程度により異なりますが、半年~1年程度になるよう機種選定します。
    実際には遠隔監視によりフィルタの稼働状況を常時モニタリングし、最適なタイミングで交換していただけます。
  • 遠隔監視による運転データや汚染度のモニタリングに加え、定期点検やフィルタ交換、緊急対応などのメンテナンスサービスに対応しています。潤滑油の清浄度維持はもちろん、お客様の運用負担軽減もサポートいたします。
  • はい、ラボテストや実機テストにて実際の油での効果確認が可能です。
    お客様の管理基準や使用条件に応じて最適な機種をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

潤滑油の清浄管理はアメロイドにご相談ください

潤滑油の清浄度管理は、設備を安定稼働させるための基本であり、同時に生産性を左右する重要な要素です。アメロイドでは、深層ろ過方式のROTフィルタをはじめ、遠隔監視・油分析・メンテナンスサービスを組み合わせた総合的なサポートを提供しています。油の汚染状況や設備の運転条件に合わせて、最適な運用方法をご提案いたします。潤滑油の清浄度管理やフィルタ選定に関するご相談は、ぜひアメロイドまでお気軽にお問い合わせください。

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カタログ
  • フィルタ:用途に適したフィルタをお選びいただけます。
  • 遠心分離機:用途に適した回転速度をお選びいただけます。
  • 油水分離機:様々な形式の油水分離機を用意しております。

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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースのスラッジ回収。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱油システム 製品詳細はこちら
切粉脱油システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱油。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクのスラッジ回収。
クーラント液の浄化。

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