導入事例:遠心ドライ装置 MJ型

導入事例:遠心ドライ装置 MJ型

商品名 遠心ドライ装置 MJ型
業種 製紙メーカー
地域 中部地方
設備名 抄紙機
油種/液種 潤滑油

導入前の課題

製紙会社G社様の抄紙工程では抄紙機が多数稼動しています。
現場は紙粉が舞い、湿気が非常に多い環境です。

抄紙機の軸受潤滑油タンク(2,000L)には水分や固形異物(鉄粉・紙粉)が常時混入し、設備トラブルが度々発生していました。
油管理目標(水分500ppm以下、汚染度20mg/100m以下)をクリアできず、年間3~4回の更油を余儀なくされていました。

これらのことから、保全関連費用とマンパワーを抑えたいと弊社にご相談がありました。

改善施策

連続的に混入する水分・固形異物の度合いによって、フィルタ式は目詰りによる交換頻度が高くランニングコストが上昇する可能性があります。
同社の状況から消耗品が無く、水分・固形異物を同時に除去する遠心ドライ装置 MJ型をご提案しました。
<使用油はA石油メカニックオイル150>

導入後の成果

施策結果

2015年10月に遠心ドライ装置 MJ型を設置稼働し、次の効果が確認できました。

・ドライヤ軸受部の不具合の激減(紙切れトラブルの発生件数は半減した)
・常時油管理目標をクリアし導入3年間更油なく稼働(4年目に予防保全として半量更油)
・毎週実施していたラインフィルタの開放清掃頻度が1~2ヵ月毎に延長
・潤滑油タンクのドレーン抜き作業が不要に

Point

設備の性質・構造上 連続的に水分・固形異物が混入する場合はドライ装置+遠心分離のMJ型が非常に有効です。

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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースの浄化。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱水システム 製品詳細はこちら
切粉脱水システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱水。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクの堆積物回収。
クーラント液の浄化。

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