液体分析のサービス

液体を数値化できることがアメロイドの強み

アメロイドは、油・洗浄液・排水などの液体を対象に浄化装置(液体をキレイにする装置)の開発・製造を行なっています。

装置の検討や導入、日々の運用において重要なのは液体の状態を感覚や見た目だけで判断しないことです。

液体の汚れ方や成分は使用環境や工程によって大きく異なり、外観に変化がなくても内部では劣化や汚染が進行している場合があります。

アメロイドでは、こうした見えにくい変化を把握するため、液体の状態を数値として確認できる仕組みを重視しています。

数値に基づいた判断により、装置の最適な導入・運用と安定した液体管理を実現します。

アメロイドの液体分析サービスとは

液体の状態を「数値」で判断するための分析サービス

アメロイドの液体分析サービスはお客様からお預かりした液体を分析し、その状態や変化を数値・データとして可視化するサービスです。
分析結果はレポートとして整理し、現状の把握から次の対応検討までを分かりやすくまとめてご提供します。

油分・水分・固形分・汚濁成分など、液体管理に必要な物性値を測定することで、見た目だけでは分からない変化を客観的に把握できます。
これにより、装置導入の可否判断や浄化方法(液体をキレイにする方法)・運用条件の検討を的確に行なうことができ、トラブルの未然防止にもつながります。

装置導入前の検討段階から、導入後の状態確認、運用改善まで。
アメロイドは、各フェーズで必要となる情報を整理し、最適な判断を行なうための実用的な分析データをご提供します。

分析のデータ例

作動油の浄油効果の分析例

対象…プレス機作動油
採取…CJCフィルタ通過前後

分析・比較項目
・汚染度
・粒径分布
・ISO清浄度コード
・水分値

浄油効果と油の状態を数値で把握できます。
トラブル予防の判断材料としても活用可能。

水グリコール系作動油の浄油効果の分析例

対象…水グリコール系作動油
採取…CJCフィルタ通過前後

分析・比較項目
・粒径分布
・ISO清浄度コード
・水分値
・動粘度

浄油効果と油の状態を数値で把握できます。
トラブル予防の判断材料としても活用可能。

減圧蒸留テストの分析結果例

対象…洗浄液や水溶性切削油などが混在する廃液
テスト…実機と同じ原理で排水を減容化
採取…原液、蒸留水

分析項目
・BOD
・COD
・SS
・pH  など

蒸留水の水質を数値で確認し、
減圧蒸留装置の事前検証データとして活用。

蒸留水の浄化効果の分析例

対象…減圧蒸留した蒸留水
テスト…蒸留水を遠心分離機で処理
採取…遠心分離機前後の蒸留水

分析項目
・油分
・COD
・pH
・SS  など

遠心分離機前後で蒸留水の水質変化を数値で確認し、
事前検証データとして活用。

液体分析サービスの利用用途

導入前の検討

装置選定をデータでサポート

アメロイドの液体分析サービスでは、装置導入前にお客様の液体サンプルを使った分析が可能です。分析結果に基づき、次の点をデータで検討できます。

・適した浄化方式の選定
・必要な処理能力や装置構成の決定
・過剰仕様や不足のない最適な導入設計

液体の状態を数値で把握することで、感覚や経験に頼らず合理的に装置を選定でき、導入後のトラブル防止や効率的な運用にもつながります。

導入後の状態確認

装置導入後の定期的な液体確認で、トラブルを未然に防ぐ

装置を導入した後でも液体の状態は使用環境や運転条件によって少しずつ変化します。
見た目では問題がなくても実際には油分・水分・固形分の増加が進み、浄化性能(液体をキレイな状態に維持する能力)の低下やトラブルの兆候が現れることがあります。

アメロイドの分析サービスでは導入後の液体を定期的に分析し、浄化性能が適切に維持されているか、トラブルの兆候がないか等を数値で確認できます。

分析結果を継続的に比較することで液体の変化や傾向を把握できます。これにより装置の微調整やメンテナンス時期をデータに基づき確実に判断できます。

浄化方法や運用条件の見直し

液体の状態を正しく把握し、最適な処理方法へ見直す

液体の汚れによる設備トラブルや製品不良を防ぐためには、現在の運用方法が液体の状態に合っているかを定期的に確認することが重要です。

分析結果をもとに除去すべき成分や優先度を整理することで、ろ過(固形分の除去)、吸着(油分の除去)、遠心分離(液体中の微細粒子を分離除去)など、最適な浄化手法を選び運用条件を見直すことができます。

これにより浄化効果のばらつきを抑え、設備トラブルや製品不良のリスクを大幅に低減できます。定期的な分析と運用改善を組み合わせることで、安心・安定した設備運用を実現しましょう。

アメロイドが可能な分析項目一覧

▶ 表は横にスクロールできます

分析項目 分析内容/補足 単位 必要検体量
ろ過汚染度 重量法 mg/100ml 150ml
汚染度(計数法) HIAC法 (NAS) NAS等級 180ml
HIAC法 (ISO) ISO等級 180ml
顕微鏡画像処理法 (NAS) NAS等級 150ml
2~5μm計測
(画像処理法のオプション)
個/100ml -
分布表示
(%表記)
各係数法
(HIAC ISO・NAS、顕微鏡法)の結果を%表記
-
顕微鏡画像 顕微鏡画像 1視野 150ml
ミリポア画像 ミリポア画像添付 1枚 150ml
水分 カールフィッシャー法
(気化・容量滴定法)
ppm〔wt〕 50ml
動粘度 40℃ ・ 100℃における動粘度 m㎡/s 50ml
40℃ における動粘度
(水系サンプル)
pH 1 pH計測器(電極) - 50ml
pH 2 pH試験紙 - 20ml
油分 n-ヘキサン抽出法 mg/L 200ml~1L
全酸価 電位差滴定法 mgKOH/g 30ml
全塩基価 電位差滴定法 mgKOH/g 30ml
予備アルカリ価 - 0.1mol/L
Hclml/10ml
30ml
比重 液(比重計法) - 250ml
スラッジ(容量法) - 50g
含水率 含水率計 - 50ml・50g
従来 (乾燥機使用) - 50ml・50g
含油水率 - - 100g
不溶解分A法 ペンタン法 %(w/w) 40ml
トルエン法 %(w/w) 40ml
COD 科学的酸素要求量 - 汚濁液100ml/清浄液300ml
BOD 生物化学的酸素要求量 - 汚濁液200ml/清浄液500ml
SS 浮遊物質量 - 汚濁液100ml/清浄液500ml
外観写真 デジカメ画像 1枚 サンプル瓶

液体の状態を数値で把握して、安心・効率的な運用を

数値で客観的に把握することでトラブル防止や運用改善につなげることができます。

アメロイドの液体分析サービスでは液体の現在の状態をデータとして可視化。

・導入前の検討
・導入後の状態確認
・浄化方法や運用条件の見直し

など、各フェーズに応じた分析結果を提供し判断に必要な情報を整理できます。

液体を「数値で理解する」ことは、安心で効率的な運用の第一歩です。
まずはお気軽にアメロイドにご相談ください。

お問い合わせ

ご質問やご要望などお気軽にご相談ください。

横浜
045-681-5968
東京
047-409-6130
名古屋
0566-28-7170
神戸
079-427-1361
福山
084-933-2457
福岡
092-517-3715
フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースのスラッジ回収。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱油システム 製品詳細はこちら
切粉脱油システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱油。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクのスラッジ回収。
クーラント液の浄化。

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