導入事例:減圧蒸留濃縮装置 EVP型

導入事例:減圧蒸留濃縮装置 EVP型

商品名 減圧蒸留濃縮装置 EVP型
業種 自動車部品メーカー
地域 中部地方
設備名 アルミ切削加工
油種/液種 水溶性クーラント

導入前の課題

自動車部品メーカーB社様ではアルミ材の研削加工をおこなっており大量の水溶性クーラントを使用しています。

クーラントには前工程の加工油やアルミ粉の混入が激しくクーラントの交換頻度が高い状況でした。この為、廃液発生量(週3回ローリーによる廃液回収)の削減が課題となっていました。
また、工場内廃水処理施設の負荷を低減させることも課題となっていました。

改善施策

クーラント廃液の減容化を目的に「減圧蒸留濃縮装置EVP型」を廃液タンクに設置。発生廃液日量4,500L(想定最大)を処理可能な型式を選定しました。

導入後の成果

施策結果

EVP型による処理で廃液発生量は約1/10に濃縮減容されました。また、処理水(蒸留水)は再びクーラント・洗浄液の希釈水として利用可能となりました。
工場内廃水処理施設へのクーラント廃液流入が無くなったことで、施設の安定稼働を実現することができました。

Point

減圧蒸留濃縮を検討する場合、蒸留能力はもちろんのこと、日常消耗品がないもの、省エネ運転(ヒートポンプ方式)可能なものを選択し廃液処理コストを計算することが重要です。

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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースの浄化。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱水システム 製品詳細はこちら
切粉脱水システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱水。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクの堆積物回収。
クーラント液の浄化。

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