導入事例:ROTフィルタ

導入事例:ROTフィルタ

商品名 ROTフィルタ
業種 自動車メーカー
地域 関東地方
設備名 鋳造機
油種/液種 水グリコール作動油

導入前の課題

自動車メーカーD社様のエンジン部品製造工程では大型鋳造機が多数稼動しています。フル操業を行なっており工程の性質上、常に周辺は煤が舞っている状況です。

鋳造機油圧に使われているサーボバルブが年間平均3回程度故障し、都度40万円~60万円の修理費用が発生。修理費用の削減と鋳造機停止による工程タイムロスを縮めたいと弊社にご相談がありました。

改善施策

油圧機器不具合の80%は作動油の汚れに起因していることからフィルタによる作動油の常時ろ過をご提案。周辺状況(特に作動油タンクへのエアブリーザーを介しての煤混入)や鋳造機の特性からROTフィルタ(ろ過精度/絶対15μ)を選定しました。

導入後の成果

施策結果

ROTフィルタ導入以降、サーボバルブの故障は無くなり、鋳造機の故障停止も発生していません。(※)
また、6,000Lタンクの油交換に1基あたり毎年200万円かかっていた油購入費用が、作動油の交換周期が毎年から2年毎に延長したことで大幅削減となりました。導入から2年経過していますが、上記分析結果の通り推移しています。
今後、蒸留水による粘度調整のみで更に油交換周期は延びそうです。

※:油圧機器が原因と思われる故障

Point

フィルタによるろ過は「ろ過精度」「捕捉量」「ランニングコスト」を高次元でバランスさせることが重要です。

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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースの浄化。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱水システム 製品詳細はこちら
切粉脱水システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱水。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクの堆積物回収。
クーラント液の浄化。

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