導入事例:遠心脱油機 UB型

導入事例:遠心脱油機 UB型

商品名 遠心脱油機 UB型
業種 建機メーカー
地域 関東地方
設備名 ホーニング後洗浄機
油種/液種 洗浄液

導入前の課題

建機メーカーA社様の油圧バルブ製造工程では主にバブリング洗浄機・浸漬回転洗浄機による部品洗浄が行なわれています。

前工程の油圧バルブケースのホーニングから持ち込まれる加工油が多く、洗浄液の効果が短時間で薄れていました。装置付きで分離槽式の油水分離機がありましたが、洗浄品質維持の為に1ヶ月毎の更液を行なっており、液購入費用・廃液費用を削減したいと弊社にご相談がありました。

改善施策

洗浄液の洗浄効果を長期にわたり維持させる為、液中油分と固形異物を同時に分離・除去可能な遠心脱油機UB型を選定。洗浄液タンク内を常時循環沪過させるフローとしました。

導入後の成果

施策結果

上記グラフの通り、洗浄液クリーンタンク内は油分500mg/L前後・汚染度2mg/100ml前後を常時維持。更液周期が6ヵ月となりました(予防保全の観点から暫定で6ヵ月毎更液とし状況を見ながら延長予定)。
UB型からは高濃度の分離油を毎日約30L排出し、固形異物は毎月約3L捕捉しています。
高濃度の分離油は有償引取対象となっています。

Point

洗浄液に連続的に混入する油・固形異物をタイムリーに除去することで洗浄液の効果は劇的に延長可能です。特に油分除去が重要となります。

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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースの浄化。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱水システム 製品詳細はこちら
切粉脱水システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱水。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクの堆積物回収。
クーラント液の浄化。

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