自動蒸留濃縮装置(減圧蒸留方式) エバポレータEVP型

「エバポレータEVP型」は、廃水を蒸留して濃縮・減容化する装置です。
廃水は「遠心脱油機UB型」を前処理として組み合わせることで一般的な蒸留装置よりも高い濃縮率を実現します。
また、蒸留水は工業用水として再利用が可能ですが、「遠心脱油機WF型」や「UQフィルタ」などを後段に組み込むことでそのまま下水放流が可能になります。

特長

  • 減圧蒸留方式で少熱量化
  • ヒートポンプサイクルで省エネ
  • 濃縮槽の廃液加熱部に没水式コイルを採用しメンテナンスを軽減
  • 前段に「遠心脱油機UB型」と組み合わせて濃縮率アップが可能
  • 後段に「遠心脱油機WF型」や「UQフィルタ」と組み合わせて蒸留水の水質向上が可能
  • 日量350L~6,000Lのラインナップ
  • ヒートポンプ方式に替え、加熱に蒸気ボイラを用いた「減圧蒸留装置JH 型」もラインナップ

用途

  • 廃水の減容化

仕様

型式 EVP350 EVP1000 EVP2000 EVP5000
処理量(L/日)
50/60Hz ※1
350/420 1000/1200 2000/2400 5000/6000
消費電力(kW)
50/60Hz ※2
5.2/6.2 12.5/15 23.6/28.3 52.9/63.4
寸法
(mm)
1800 2500 3000 3000
奥行 900 1200 1300 1800
高さ 2100 2200 2400 2600
重量(kg) 350 1600 2000 2500

※1 廃液の状態により変わります。
※2 電源AC200V 3φ(オプション:AC400V仕様)
※ 供給エア0.4MPa以上 1㎥(ANR)/H

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フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースの浄化。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱水システム 製品詳細はこちら
切粉脱水システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱水。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクの堆積物回収。
クーラント液の浄化。

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