機能比較

フィルタの方式別性能比較

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深層ろ過方式 表面ろ過方式 逆洗ろ過方式 吸着方式
製品 深層ろ過方式 表面ろ過方式 逆洗ろ過方式 吸着方式
方式のイメージ 深層イメージ 表面イメージ 逆洗イメージ 吸着イメージ
方式の説明 分厚いろ材を液が通過する過程で夾雑物を段階的に捕捉。 ろ材の表面で夾雑物を捕捉。 ろ材が一定量の夾雑物を捕捉すると、液体が逆流してろ材を洗浄。 特殊な吸着材が油を吸着して除去。
特長 微細な粒子を除去でき、捕捉量が多いためフィルタのライフが長い。 薄いろ材を蛇腹状に折り込んでろ過面積を広げており、微細な粒子を除去しながら大流量で使用できる。 ろ材の目詰まりを防ぎながら連続稼働ができる。 水中に分散した油分も解乳化して高精度に吸着できる。
用途 作動油、潤滑油、水グリ、防錆油、洗浄液、めっき液など 出荷前や定修時のフラッシングなど ディーゼルエンジン潤滑油、クーラントなど コンプレッサのドレン水、排水処理施設のファイナルフィルタなど

遠心分離機の回転数別性能比較

低速
(1,000回転/分)
中速
(3,000~5,000回転/分)
高速
(10,000回転/分)
製品 低速 中速 高速
方式のイメージ 低速イメージ 中速イメージ 高速イメージ
方式の説明 スパイラル状の液の流れによって自然発生する遠心力を利用して夾雑物を分離。 回転体で発生する強力な遠心力で比重に差のある複数の物質を強制的に分離。 回転体で発生する強力な遠心力で比重に差のある複数の物質を強制的に分離。
特長 構造がシンプルで扱いやすい。 液体から個体の回収はもちろん、比重に差があれば液体と液体も分離できる。大流量で使用可能。 液体から個体の回収はもちろん、比重に差があれば液体と液体も分離できる。
用途 クーラントなど クーラント、洗浄液、塗装ブース循環水、排水一次処理、潤滑油など 洗浄液、焼入液、脱脂液など

油水分離機の方式別性能比較

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遠心分離式 ドライ方式 コアレッサ 吸着式フィルタ 分離槽式
製品 遠心分離式 ドライ方式 コアレッサ 吸着式フィルタ 分離槽式
方式のイメージ 遠心分離式 ドライ方式 コアレッサ 吸着式フィルタ 分離槽式
方式の説明 回転体で発生する強力な遠心力で比重に差のある2つの液体を強制的に分離。 ドライエアを投入することで油中に分散した水分を除去。 油中に分散した微細な水分の粒子同士を結合させ、重力で沈降できる大きさの水滴に変えて油から分離。 特殊な吸着材が油を吸着して除去。 アンダーフローやオーバーフローをさせながら油と水を自然分離。
特長 水溶液で使用する。静置では浮上しにくい混ざり込んだ油を短時間で強制的に回収する。 静置では沈みにくい混ざり込んでしまった水を短時間で効率よく回収する。 静置では沈みにくい混ざり込んでしまった水を短時間で効率よく回収する。 水中に分散した油分も解乳化して高精度に吸着できる。 構造がシンプルで扱いやすい。
用途 洗浄液、脱脂液、クーラントなど 作動油、潤滑油など 作動油、潤滑油など コンプレッサのドレン水、排水処理施設のファイナルフィルタなど 洗浄液、排水処理など

排水処理装置の方式別性能比較

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減圧蒸留 ドライセパレータ 遠心分離式 フィルタ式
製品 減圧蒸留 ドライセパレータ 遠心分離式 フィルタ式
方式のイメージ 減圧蒸留イメージ ドライセパレータイメージ 遠心分離式イメージ フィルタ式イメージ
方式の説明 減圧して液体の沸点を下げ低エネルギーで蒸留する。熱源はボイラーまたはヒートポンプ仕様をラインアップ。 排水中の汚泥を遠心機で回収し、高温ドラムで乾燥させ、含水率5~30%の粉で排出。 高速回転による強力な遠心力で排水中の夾雑物と油を全自動で回収。 特殊な吸着剤で排水中の油分等を吸着。
特長 減圧によりエネルギー効率が高く、省エネ運転が可能。 含水率を大幅に低減でき、廃棄コストの削減に貢献。乾燥汚泥は資源化も可能。 油と夾雑物を回収することで後段処理の負荷を軽減できる。 放流直前に設置。BODやCOD、油分値などを低下させ、排水の基準値を安定的にクリアできる。
用途 排水処理など めっき工場の排水処理など 排水一次処理など 放流前のファイナルフィルタなど

切粉脱水機の方式別性能比較

遠心分離式 ブリケット方式
製品 遠心分離式 ブリケット方式
方式のイメージ 遠心分離式イメージ ブリケット方式イメージ
方式の説明 装置内に投入された切粉に遠心力をかけ、切粉から付着液を分離。 切粉に圧力をかけて圧縮し、付着液を脱水しながら固形の塊に成形。
特長 切粉の乾燥度が高くインゴットなどに再利用する際トラブルを発生させない。切粉の形状や量に応じてカスタマイズ可能。 固形の塊に成形されるため扱いやすい。
用途 金属切粉などの脱水 金属切粉の脱水と固形化

クーラント掃除機の方式別性能比較

真空遠心式 バケット式
製品 真空遠心式 バケット式
方式のイメージ 真空遠心式イメージ バケット式イメージ
方式の説明 毎分3,000回転で生み出す遠心力でクーラントタンクから微細な研磨粉や切削粉を回収。 目の細かい大型バケットでクーラントタンクから切粉を回収。
特長 真空吸引で液ごと吸って掃除機のように使用する。バッグフィルタのようなろ材は不使用。 エア駆動式のバキューム機構で液ごと吸って掃除機のように使用。透明容器で回収状況が一目で分かる。バッグフィルタのようなろ材は不使用。
用途 クーラントタンク清掃など クーラントタンク清掃など

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福岡
092-517-3715
フィルタ
特徴

ミクロンオーダーのフィルタで油や水といった液体から夾雑物を除去。

フィルタ
用途

作動油、潤滑油、水グリなどの浄化。

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遠心分離機
特徴

回転で生まれる遠心力で比重の異なる物質を分離。
回転が速いほど精度が上がり細かな物質を回収できる。

用途

焼入油、クーラント、塗装ブースの浄化。

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油水分離機
特徴

遠心式:遠心力で油と水の比重差を利用して分離。
ドライ式:油に乾燥空気を吹き込み、水を取り込み回収。
コアレッサ式:ろ材に水または油を吸着させ粗粒化して回収。

油水分離機
用途

洗浄液、圧延油、防錆油などの浄化。

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排水処理装置 製品詳細はこちら
排水処理装置
特徴

遠心式:遠心力と比重差を利用し廃液から夾雑物や油を回収。
減圧蒸留式:真空を作り沸点を下げ、少ない熱量で蒸留し廃液を減容。
脱水乾燥式:遠心機で回収した有価物を薄く延ばし少ない熱量で乾燥。
フィルタ式:水に含まれる有機物を吸着してBODを下げる。

排水処理装置
用途

食品工場の排水一次処理による生物処理の負荷軽減、自社で処理できない廃液の減容、めっき工場のスラリーをパウダー化し、有価物回収など。

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切粉脱水システム 製品詳細はこちら
切粉脱水システム
特徴

切粉に付着した切削油や切削液を分離除去。
破砕機やコンベアなどと組み合わせた一連のシステム化を提案可能。

用途

アルミ、鋳物、真鍮、銅などの各種金属切粉の脱水。

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クーラント掃除機 製品詳細はこちら
クーラント掃除機
特徴

クーラントタンクの掃除に特化した装置。
タンクの液抜き不要。
水溶性・油性どちらにも対応。

用途

クーラントタンクの堆積物回収。
クーラント液の浄化。

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